客殿の室内

天下の三棚のひとつ、客殿のかすみ棚です。中央の柱で全部見えませんが、互い違いに組み合わされた大小の棚が、霞のようにみえることから名付けられました。
他にも有名な棚として、桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚があります。

左は、西縁北側にある杉戸に描かれている山鉾の絵です。南面に放下鉾と岩戸山、北面に船鉾が描かれていますが、現在の祇園祭の鉾飾りとは違うようです。
右は、一の間の杉戸にある作者不詳の鯉の絵です。

網干の欄干(あぼしのらんかん)と呼ばれる低い手すりが、西と北の廊下に巡らされています。漁業に使う網を、岸辺に干してある様子を表しているそうです。

きらびやかな客殿ですが、柱の一部は虫食いの跡でぼろぼろです。これが原因で、建物が崩れてきたりしないのでしょうか、少しだけ心配です。
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